Dance in ASIA 2020
ONLINE

9.26 (Sat) 17:00 - 18:00 (JAPAN TIME)
 16:00 - 17:00 (Taiwan & Malaysia) 
15:00 - 16:00(Indonesia)

9.27 (Sun) 17:00 - 18:00 (JAPAN TIME)
 16:00 - 17:00 (Taiwan & Malaysia) 
15:00 - 16:00(Indonesia)

The Future of The Performance Art

2010年からスタートした「Dance in ASIA」は今年、台湾国立劇場にて開催予定でしたが、新型コロナ感染拡大の影響を受け中止になりました。しかしこんな時だからこそ交流や表現を止めないで日々を過ごしていきたいと考え、参加アーティストたちによるダンスビデオ作品上映会と、パフォーマンス・アートの将来について考えるシンポジウムをオンライン・ライブ配信にて行います。

▶︎ENGLISH

 

9月26日(土)17:00 - 18:00 (JAPAN TIME)

- 1st DAY -

//////// Video Work
1. 笠木 泉 "A letter to friend A" 
2. Mohd Fauzi bin Amirudin "Cloud Burst"
3. Tian-Yun Mo "Eye Cataract"
4. Darlane Litaay "viBo"
5. Wong Jyh Shyong(JS) "Land"
6. Nibroll "Smoke Gets In Your Eyes"

//////// Talk Session
Melati Suryodarmo, YAO Shu-Fen, JS WONG, 矢内原美邦

9月27日(日)17:00 - 18:00 (JAPAN TIME)

- 2nd DAY -

//////// Video Work
1. 望月めいり "algaeo"
2. Tan Bee Hung "Frame-d"
3. Hui-Wen Li "Room II"
4. Densiel Lebang "CHAOTIC"
5. 世紀當代舞團 "The Rite of Spring"
6. Melati Suryodarmo "LAPSE"

//////// Talk Session
Melati Suryodarmo, YAO Shu-Fen, JS WONG, 矢内原美邦

 

about "Dance in ASIA"

 
ニブロールが中心となりアジアの国、地域から振付家やダンサー、演出家、音楽家、映像作家、美術家、プロデューサー、キュレーター、批評家など、舞台芸術に携わる者の参加を募り、共同作品制作、ワークショップ、ディスカッション、リサーチ、シンポジウムなどの開催、及び参加作家の各国での作品発表を行う。これまで日本、台湾、韓国、香港、インドネシア、タイ、ベトナムなどアジアの各都市で開催。2019年にインドネシアのスラカルタで行われた前回には4カ国30名以上のアーティストが参加。今年開催予定だった台湾国立劇場での開催は2021年夏に延期予定。

 

Artist

Nibroll

1997年結成。振付家・矢内原美邦、映像作家・高橋啓祐、音楽家・SKANK/スカンクを中心に、様々な分野で活動するメンバーが集まり舞台作品を創作・発表するダンスカンパニー。劇場のみならず、美術館や野外でのパフォーマンスのほか、映像や美術など様々な視点からも身体表現の可能性を追求している。森美術館MAMコンテンポラリー賞(2004年)や、日本ダンスフォーラム大賞(2009年)などを受賞。東京を主な活動拠点としながら欧米やアジアなどでも作品を発表し活動の幅を広げている。


矢内原 美邦  振付家・演出家・劇作家

Nibrollの振付家として活動を始め国内外のフェスに招聘される。2005年にミクニヤナイハラプロジェクトを始動。劇作・演出を手がけ第56回岸田國士戯曲賞受賞。ダンスと演劇、美術などの領域を行き交いながら作品制作を行う。行定勲監督、佐藤信介監督の映画に振付提供なども行う。2001年ランコントレ・コレオグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ・ナショナル賞、2007年第1回日本ダンスフォーラム大賞受賞、2012 年横浜市文化芸術奨励賞受賞。

メラティ・スルヨダルモ (インドネシア)▶︎website

美術の要素も多彩に取り入れ、アイデンティティやエネルギー、政治、そして身体と環境の関係について語る。ドイツのブラウンシュヴァイク美術大学で古川あんず、マリナ・アブラモヴィッチの下で学ぶ。第52回ヴェネツィア・ビエンナーレ・ダンスフェスティバル、イントランジット・フェスティバル(HKWベルリン、2009)、トロントのルミナート芸術フェスティバル(2012)などでも作品を発表している。インドネシア・ソロのパデポカン・レマ・プティ学校では2007年より毎年、パフォーマンス・アート・ラボラトリー・プロジェクトを企画運営している。

世紀當代舞團 (台湾) ▶︎website

振付家ヤオ・シュウ・フェンが主宰するダンスカンパニー。2000年設立。台北を拠点に、アジア舞台芸術祭など日本でも共同制作、発表を行っており、海外でも数多くの公演を行っている。現代の生活様式とその文化をモチーフに、さまざまな分野のアーティストと共に作品を制作。芸術的なダンス形式と、人々のリアルな生活との間に強い関係を築くことによって、台湾のコンテンポラリーダンスの歴史に新たなページを作り出すような活躍をしている。2010年には台湾で権威ある大神芸術賞を受賞。また、ヤオ氏は台湾芸術大学のダンス学部教授でもあり、若手アーティストの発掘、育成にも力を入れている。「Dance in Asia」含め、これまでもNibrollとの共同プロジェクト多数。

JS・ウォン (マレーシア)

振付家。クアラルンプールを活動の拠点に、国際的なダンスフェスティバルにも参加しながら、一 方でローカルアーティストとの共同制作による作品も多数。コンテンポラリーダンスからクラシッ クバレエまで、あらゆる身体表現を駆使しながら作品を制作している。2005 年~2009年には台 湾のクラウドゲートダンスシアターのメインダンサーを務め、退団後は JS Dance Theatre の振 付家として数多くの作品を制作。Boh Cameronian Arts Awards 2012(マレーシア)にて最優秀 賞を受賞。マレーシアのDamansara Performing Arts Centerの芸術監督を経て、現在はJS Wong Dance Companyとして、アジアを中心に欧米でも多彩な作品を数多く発表している。マ レーシア大学ダンスコース講師。

Selected Video Artist

 笠木 泉 俳優・劇作家

大学在学中に演劇活動をスタート。以後、俳優として遊園地再生事業団、劇団、本谷有希子、ペンギンプルペイルパイルズ、はえぎわ、岡田利規演出作品、シティボーイズミックス等の舞台に出演。ミクニヤナイハラプロジェクトやニブロールといった矢内原美邦の作品にも数多く参加している。映画、テレビドラマにも多数出演。近年は演劇活動のためのユニット「スヌーヌー」を立ち上げ、戯曲執筆や演出を行っている。

 

 Mohd Fauzi bin Amirudin ダンサー・振付家

マレーシアの代表的なダンスカンパニーASK Dance Companyでメインダンサーとして活躍した後、 BOH Cameronian Arts Awardで振付家賞を受賞、マレーシアのトップ10カルチュラルダンサーの1人に選出され、ロサンゼルスで行われたWorld Championship of Performing Arts(WCOPA)では3つの金メダルを獲得するなど数々の賞を受賞している。振付家、山田うん氏の作品の出演や、台湾での国際若手振付家プロジェクト2017(IYCP)にも参加するなど、世界的に活躍している。

 

 Tian-Yun Mo ダンサー・振付家

国立台湾芸術大学ダンス学部卒業後、 2014年に世紀當代舞團に加入し、数多くの作品にダンサーとして参加。 振付家としても''2019 Burgos & New York International Choreography Contest''に参加し、アジアのグループとして唯一トップ10に入る。 2018年振付作品「Yu」ではニブロールのSKANKともコラボレーションを行う。

 

 Darlane Litaay ダンサー・振付家・プロデューサー

インドネシア・ジョグジャカルタのインドネシア芸術研究所のダンス科を卒業後、西パプアの伝統と身体表現をベースに作品を制作。これまで振付家として30以上の作品を制作。現在はインドネシア芸術文化研究所で講師を務めながら、アジアを中心にヨーロッパなどでも作品を発表している。

 

 望月 めいり ダンサー・女優

主演映画『風下の歌、川上の虹』がレインダンス映画祭オフィシャルセレクションに選出、『春みたいだ』台湾国際クィア映画祭、『センターライン』サンフランシスコ・インディペンデント映画"祭映画審査員賞"、ロンドン・フィルムメーカー国際映画祭"外国語映画部門最優秀編集賞"を受賞など、出演作が国内外の映画祭で多数上映され、受賞をしている。

 

 Tan Bee Hung ダンサー・振付家

2013年、台湾の高雄で開催されたInternational Young Choreographer Programに選出され、フェスティバルトーキョー2016、高陽国際ダンスフェスティバル(韓国)、第5回バレエ国際振付コンクール(ドイツ)、広東モダンダンスフェスティバル(中国広州)など国際的に活躍。前回の「Dance in Asia」にも参加している。

 

 Hui-Wen Li ダンサー・振付家

国立台湾芸術大学ダンス学部卒業後、 2004年に世紀當代舞團に加入し、カンパニー初期からメインダンサーとして活躍。これまでの「Dance in Asia」にも多数参加し、2018年には振付作品「Room」を発表。現在は講師としても、国立台湾芸術大学ダンス学科と国立台湾体育大学のダンス学科でモダンダンスとコンテンポラリーダンスを教えている。

 

 Densiel Lebang ダンサー・振付家

Jakarta Institute of the Arts卒業後、Sardhono W Kusumo、Andara F. Moeisなどのインドネシアを代表する振付家の作品への出演を経て、アジアやヨーロッパなど世界に活動の場を広げている。振付家としてもインドネシア・ダンス・フェスティバル(2019)Ansan Street Arts Festival(2018韓国)などで作品を発表し、精力的に活動している。

 

 

主催:一般社団法人ニブロール
ファシリテーター:矢内原美邦、Melati Suryodarmo、JS WONG、YAO Shu-Fen
参加作家:高橋啓祐、SKANK/スカンク、世紀當代舞團、望月めいり、笠木泉、Mohd Fauzi bin Amirudin、Tan Bee Hung、Densiel Lebang、Darlane Litaay
助成:国際交流基金アジアセンター アジア市民交流助成

 

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