2012. 8.24(fri) - 8.25(sat) Nibroll in Echigo-Tsumari Art Triennale 2012
 

◇新生ニブロール!

今回の新作「see/saw」から、
新たにニブロールのメンバーが加わりました!

四国学院大学にて行われた「駐車禁止」(2011年)で美術を担当したカミイケタクヤ
前作の「This is weather News」(2010年)にも出演したカスヤマリコ
off-Nibrollでは海外公演をはじめ多くの作品に参加し ている小山衣美絹川明奈
そして「NO-TE」(2003年)や「NO DIRECTION」(2007年)など、
これまでにも多くの作品に出演した藤瀬のりこが新メンバーとして加入いたします。

 

今回の新作「see/saw」から、決意も新たに、
あえて「ダンスカンパニー」であることを意識して、
これまで以上に身体について考えていきます。

ダンスになにを求めるのか?
私たちはそのことを日々考えて、考えて、
少しずつでも形にしていかなければいけないと思っています。

そんな状況のなかで、作品制作にのみならず、
どうやってダンス、身体表現というものを、より多くの人に広め、場を作っていくのか、
育成、環境、社会との関わり、教育、創作のスキル向上などについても考えるために、
できるだけ多くの人と関わりながら考えていかなければならないと思っています。


◇新規加入メンバー

カミイケタクヤ

四国の香川県、高松市に在住の美術家のカミイケタクヤです。
僕は高校卒業後より舞台大道具の仕事に携わってきて、五年ほど前より作品製作活動を始めました。
主には廃材など時間の経過したものを拾って作品を作り、
絵画やインスタレーション、小屋などの立体造形などを作り、舞台美術も作品として制作しています。
この度nibrollに加入した理由としては、組織的なものに所属した事が今までになく、
一人ではない可能性への挑戦としてが理由の一つです。
組織といっても、nibrollは一人一人が自立して活動す るアーティストの集まりという事も興味をひきました。
活動も作品もとても素晴らしいと考えますが、何よりもそこに居る人達に惹かれた事が一番大きな理由です。
nibrollへ加入させていただき、新しい文化への挑戦を一緒に行えればと思います。
若輩者ですが、よろしくお願いします。


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1979年生まれ。香川県在住の美術家。
高校卒業後、舞台大道具の仕事を始め、その技術や経験を用いて作品を製作。
「時間の経過」という人間の故意では行えない事と「拾う」という偶然性の事を主軸として
元来の舞台美術の製作方法とは反対の方向より舞台美術作品を製作する。
また同様の形で平面作品、インスタレーション作品も制作。
+website

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小山衣美

ニブロールに参加するまでは私はダンスを踊る事しか考えていなかった。
ニブロールの魅力は、ダンス、作品を通して自分自身の事や社会の事、
人生についてをも自然と考えさせられるところ。
参加当初、ニブロールのダンススタイルは私のダンススタイルと全く異なる、
真逆にあると思ってみたりしました。
今もそう思ったりします。
…と同時に私が私のダンスをすることで、
ニブロールに対するイメージを崩していけるんじゃないか?とか、
新しい何かが現れるんじゃないか?とも思ってみたりします。
私自身もそれを期待したりします。予測不可能でありたいと思っています。
そして今の野望はMade in Japan!
日本から世界へ。

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広島県生まれ。8歳より新体操を、18歳よりコンテンポラリーダンス、クラシックバレエを始め
中村しんじ、川野眞子の作品に参加する。2010年より矢内原美邦ダンス公演に参加。
ダンサーとしてヨコハマコンペティション ソロシニア部門第3位受賞。
ニブロールとの関わりは、矢内原美邦が行ったワークショップ「スモールステップ」にはじまり、
東京での公演をはじめ、タイ、ベトナムなど東南アジア各地で上演された
off-Nibroll作品「a flower」に出演。その他Nibroll「あーなったら、こうならない」「桜の園」などにも出演。
+facebook

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絹川明奈

ダンサーとして加入させて頂く絹川明奈と申します!
私の出身は石川県です。五歳からクラシックバレエ、モダンダンスを始め、
日本女子体育大学舞踊学専攻入学を機に上京しました。
在学中にコンテンポラリーダンスと出会い、その魅力にはまりました。
そして当時初めて観たNibrollの「ロミオorジュリエット」で衝撃を受けます。
ダンスだけではなく、映像、音楽、衣装。各分野の力が
集結することによって生まれるパワーを肌で感じ、強く惹かれました。
大学卒業後、少しずつ活動に参加させて頂く機会を経て、
ますますここに集まる方々に惹かれ、共感し、今後も活動に関わって行きたいと思うようになりました。
まだまだ未熟ではございますが、ダンスを通して多くの人にこの魅力を伝えていきたいと思っております!!


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石川県出身。5歳よりクラシックバレエ、モダンダンスを始める。
日本女子体育大学舞踊学専攻入学を機に上京。現在は高校でダンスを教えながら踊っている。
東京での公演をはじめ、タイ、ベトナムなど東南アジア各地で上演された
off-Nibroll作品「a flower」に出演。その他Nibroll「あーなったら、こうならない」「桜の園」などにも出演。
+facebook

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カスヤマリコ 

Nibrollでは2002年「NOTE」という作品の初演から始まり、
その後「スモール・アイランド」「あーなったら、こうならない」「this is weather news」等に出演させていただきました。
Nibrollではとにかくよく走りました。私は足が遅いし走り方が下手なのですが、それでも走った。
皆怪我をしたり、痛みを抱えて、、ということもありましたが
一人一人のその身を投げ出すような状況から生まれるものがNibrollの独特の疾走感を生み、強さでもあるように思います。
リハーサルでは動きの動機をはっきりと提示させさらに動きのリアリティを要求されます。
それは簡単なことではありませんでしたが、踊ることで語れることの可能性を改めて考える時間はとても貴重でした。
ダンスのみならず各分野の素晴らしいアーティスト達と
ダンスだけでは出せない世界感を一緒に作り上げていくことができることもNibrollならではの魅力で、
それぞれの力が集結して作品がどんどん大きなものになっていく過程はいつもわくわくするものです。
新生Nibrollとなるにあたり今まで以上にパワーアップした舞台、他活動をされていくことがとてもとても楽しみです。
微力ながらそのお手伝いができればと思っています。


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7歳よりクラシックバレエをはじめ、ベルギー、バンクーバーなどに渡り様々なダンスを学ぶ。
さらにダンスを深く学ぶためカナダトロントのSchool of Tronto Dance Theatre に入学。
2年後卒業し、帰国後は現在までNibroll、Co.山田うん、タバマ企画等で国内外の公演に出演。
07年文化庁海外研修員として渡独。近年は自作の作品を発表するなど、少しずつ創作活動も開始。
+web site

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藤瀬のりこ

私がダンサーとして出演していた頃のニブロールは、 ダンスのディレクターはもちろんのこと、
その他の映像・音楽・衣装・照明・制作の各ディレクターに対しても、
出演者としての自分の表現を毎回プレゼンしていく場でした。
気が抜けるとすぐに誰かに見破られる、そして海外ツアー中であろうと出番が無くなったりもする。
関わる全員が、ストイックに繊細にひたむきに作品づくりに取り組む、緊張感に満ちた現場でした。
これからのニブロールが向かう先の、“地域とつながる”という分野に、私は関わっていきます。
ヨガをベースに、様々なライフスタイルやニーズに合わせて、
地域の皆様の身体のメンテナンスや体調管理に役立つクラスをご提供していきたいと思っています。

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新体操、ジャズダンスを経て2001年からニブロールに参加。『駐車禁止』、『コーヒー』、『チョコレート』、『no direction』などに出演する。その後、牛占嶺街劇場(台北)、798藝術区仁art gallery(北京)、最近では三鷹市の山猫写真館にてソロ作品を上演、観客の子供達と一緒に踊る『海のダンス』も好評を博す。会社員、主婦の方々や女優・ダンサーに向けたヨガ教室を、各地で開催している。全米ヨガアライアンス認定インストラクター。

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