大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2022・ニブロール公演

「距離のない旅」

2022年
10 7日(金) 16:00 
  8日(土) 16:00 
  9日(日) 16:00 
  10日(月・祝) 16:00 

越後妻有「上郷クローブ座」
新潟県中魚沼郡津南町上郷宮野原7-3 ▷Access

 

▷アンサンブル出演者募集!

定員につき応募終了しました。
アンサンブルで出演頂く参加者を募集します。年齢、経験不問。詳しくは上記リンクのフォームから。

 

振付:矢内原 美邦
映像・照明・美術:高橋 啓祐 
音楽:スカンク/SKANK 
衣裳:田中 洋介

出演:
 青木 萌 
 細谷 貴宏 
 小山 衣美 
 黒田 杏菜 
 笠木 泉

 

▷大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2022ウェブサイト

/////concept

「コロナじゃなかったらああしてたのに!」っていうどこかへ行っちゃった時間たちの旅に出ます。
ここにいるのかいないのか、そこにあるのかないのか、お互いの距離を感じなければいけない状況が、むしろ私たちの身体感覚を鋭くしている気がします。
この作品は上郷クローブ座のある元上郷中学校全体を舞台にした回遊型パフォーマンスです。
ダンスや演劇、美術、映像、音楽などが紡ぎ出す時間と場所へ、一緒に距離のない旅に出ましょう!

 

宮沢賢治は、よくわからない不確かな存在を「ガドルフの百合」と名付けました。ずっとガドルフと一緒に旅に出たいと考え続けてきました。ここにいるのかいないのか、そこにあるのかないのか、お互いの距離を感じなければいけない状況が、むしろ私たちの身体感覚を鋭くしている気がします。ガドルフを通して見えてきた名前のない、言葉のない、実体のない、答えのない問いについて考えます。 
〜矢内原美邦

 


/////ticket

チケット料金

◉一般前売:1,500円
◉一般当日:2,000円
(パスポート提示で200円割引)

◉学生:800円(当日年齢のわかる身分証を提示)

 

 日付 開演時間
107日(金) 16:00
108日(土) 16:00
109日(日) 16:00
1010日(月・祝) 16:00

※開場は30分前

 

チケット予約
 ▷Peatix

【現地チケット販売場所】
越後妻有里山現代美術館 MonET、まつだい「農舞台」、苗場酒造、越後妻有「上郷クローブ座」、十日町駅総合案内所、まつだい駅総合案内所


 

/////access


/////profile

矢内原 美邦

振付家・演出家・劇作家。1997年にダンスカンパニーNibrollを結成、代表兼振付家として活動を始め国内外のフェスに招聘される。2005年にミクニヤナイハラプロジェクトを始動、劇作・演出を手がけ第56回岸田國士戯曲賞受賞。off-Nibroll名義で映像美術作家高橋啓祐と美術作品の制作も行い、上海ビエンナーレ、大原美術館、森美術館、仙台メディアテークなどの展覧会に参加。ダンスと演劇、美術などの領域を行き交いながら作品制作を行う。行定勲監督、佐藤信介監督の映画に振付提供なども行う。2001年ランコントレ・コレオグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ・ナショナル賞、2007年第1回日本ダンスフォーラム大賞受賞、2012 年横浜市文化芸術奨励賞受賞。近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻教授。▷twitter ▷blog

高橋 啓祐

Nibrollでは設立時より映像ディレクターを務める一方、映像作家として美術館、ギャラリー、劇場、パブリックスペースなど多様な空間で映像インスタレーション作品を発表。イタリアなど海外での個展を始め、いちはらART MIX(2021年)、上海空間芸術祭(2019年中国)、瀬戸内国際芸術祭(2016年)、ジャカルタビエンナーレ(2017年インドネシア)、ASIA Independent Art(2014年韓国)、BankART Life(2014、2017年)など国際展にも作品を出品。2005年第9回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦優秀作品賞など受賞。▷web site

SKANK/スカンク

音楽家。2005年よりNibrollに加入。以後全作品の音楽を担当。主に身体表現の舞台に楽曲の提供、演奏、コラボレーションを国内外で行っており他ジャンルのアーティストとも積極的にセッションしている。近年では国内外の映画音楽の担当。また、2015年より国内外でのインスタレーション『skin, sensor, filter』『ふ・ざい a   bs  en t』『...missing...』『...A...ALL...』や、パフォーマンス『con moto 』『digest』の制作、発表をしている。▷twitter

青木 萌

国立音楽大学演奏学科声楽専修卒業。幼少期よりクラシックバレエ、ダンス、ピアノ、声楽を学び、数々の舞台に出演。音楽高校・音楽大学へ声楽専攻として進学し、クラシックオペラを学ぶ。大学卒業後、ニューヨークへの留学を経て、ミュージカル、ストレートプレイ、オペラ、ダンス公演など多岐に渡るジャンルの舞台に出演。矢内原美邦演出・振付作品では、全国共同制作オペラ 歌劇『ラ・トラヴィアータ』に出演。ほか、スズキ拓朗、龍美帆演出・振付作品、『美女と野獣』『新撰組外伝-歳三を愛した女-』(お弥代役)『本能寺が燃える』(帰蝶/濃姫役)等に出演。

細谷 貴宏

俳優。大阪府出身。2010年度ENBUゼミナール演劇コース・福原充則クラス修了。谷賢一、柴幸男、白神ももこ、鳥山フキ、KENTARO!!、山本卓卓、ほかさまざまな演出家や振付家の作品に出演。矢内原・高橋の過去作品では、ミクニヤナイハラプロジェクト『東京ノート』『桜の園』『曖昧な犬』などに参加。ニブロールには今回が初めての出演となる。

小山 衣美

8歳から新体操を、18歳よりダンスを始める。これまでに中村しんじ、川野眞子、矢内原美邦、ヤオ・シュウフェン、ピチェ・クランチェン、奥野美和、ハラサオリの作品に出演。2010年以降Nibrollのメインダンサーとして国内外の公演に多数出演。

黒田 杏菜

ダンサー・振付家。2010 年よりデイビットカークパトリックと Murasaki Penguin を始め、現在横浜市戸塚区にスタジオ(Murasaki Penguin Project)準備中。KENTARO!!、田畑真希、室伏鴻、フィリップアダムス、ブルックアンドリュー、ショーネッドヒューズ、木村玲奈、シ ャーメインシートの作品出演、創作に携わる。マーベル・スタジオ映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』イン・リー役ダブル。『ソー:ラブ&サンダー』マンティス役ダブル。ニブロールは『Romeo OR Juliet』『NO DIRECTION』『コーヒー』『Small Island』に参加。▷murasakipenguin.com

笠木 泉

俳優、劇作家、演出家。1976年生。福島県いわき市で生まれ、その後は宮城県仙台市、千葉県柏市、東京都北区と転居を繰り返す。日本女子大学在学中、俳優として宮沢章夫主宰の遊園地再生事業団に参加。以後、ペンギンプルペイルパイルズ、劇団、本谷有希子、劇団はえぎわ、岡田利規作品、ミクニヤナイハラプロジェクト、ニブロール等の舞台や映像作品に多数出演。自身で作・演出も手掛ける。2018年から自らが戯曲を書き演出する場所として「スヌーヌー」をスタート。2021年に上演した「モスクワの海」が第66回岸田國士戯曲賞の最終候補にノミネートされる。矢内原美邦作演出作品には「五人姉妹」「前向き!タイモン」「桜の園」「東京ノート」「悲劇のヒロイン」等に参加。 ▷スヌーヌーHP

田中 洋介

衣裳家。演劇、オペラ、ダンス、映画、TV、展覧会などの衣裳を手掛ける。演劇 串田和美『兵士の物語』『もっと泣いてよフラッパー』。演出:テレーサ・ルドヴィコ『雪の女王』『にんぎょひめ』。演出:渡辺えり『天使猫』『あかい壁の家』演出:スズキ拓郎『THE GIANT PEACH』等。富名哲也監督 映画『Blue Wind Blows』(第68回ベルリン国際映画祭招待作品)東京都現代美術館 『山口小夜子 未来を着る人』展覧会衣裳監修、スタイリング、製作。Nibroll『イマジネーション・レコード』をはじめ、矢内原美邦演出全国共同制作オペラ ヴェルディ/歌劇『ラ・トラヴィアータ』。総合演出行定勲、演出/振付矢内原美邦『水と火と木、そして再生の物語』の衣裳担当する。

デイビット・カークパトリック

サウンド・マルチメディアアーティスト。最近西シドニーから横浜に拠点を移す。 Murasaki Penguin 過去作品に、Subtle Downtempo No(2019)、Motion Theory (2019)、Window(2016)、Shima ニュージーランド(2015)イタリア(2012)オ ーストラリア(2011)。パシフィック・リム:アップライジング(2018) TouchDesigner オペレーター、Illuminate Wollondilly Fest(2015-21)プロジェクショ ンマッピングデザイナー。オフニブロール Dance in Asia(2015)、Superperfect (2009)参加。

credit

協力:近畿大学矢内原研究室 Murasaki Penguin 
共同主催: 一般社団法人ニブロール  大地の芸術祭2022 津南町

 

 

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